不動産仲介 vs 買取の違いとは?売主が知っておくべきメリット・デメリット
不動産を売却するとき、「仲介」と「買取」の2つの方法があります。
「どちらを選べばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか?
本記事では、売主が損しないために知っておきたい「仲介」と「買取」の違いを、メリット・デメリット含めてわかりやすく解説します。
そもそも「仲介」と「買取」の違いとは?
方式 | 内容 | 誰に売る? | 売却スピード | 売却価格の傾向 |
---|---|---|---|---|
仲介 | 不動産会社が買主を探してくれる | 一般の個人 | △(数週間〜数ヶ月) | ◎(市場価格に近い) |
買取 | 不動産会社が直接買い取る | 業者(買取業者) | ◎(数日〜1週間) | △(市場価格より安い) |
「仲介」の特徴とメリット・デメリット
✅ 仲介のメリット
-
市場価格で売れる可能性が高い
→ 競争原理が働くため、高く売れることも。 -
複数の買主から選べる
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内覧や交渉次第で有利に売却可能
❌ 仲介のデメリット
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売却まで時間がかかる
→ 3〜6ヶ月かかるケースも。 -
内覧対応や掃除などの手間がある
-
売れる保証がない
「買取」の特徴とメリット・デメリット
✅ 買取のメリット
-
即現金化できる(最短3日程度)
-
内覧・広告不要で手間なし
-
瑕疵担保責任が免除されることが多い
→ 売った後に「壊れてた!」と揉めにくい
❌ 買取のデメリット
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売却価格が相場の7〜9割に下がる
-
リノベーションなどで価値が上がる余地が業者に渡る
どっちを選べばいい?判断ポイントはこれ!
こんな人におすすめ | 仲介 | 買取 |
---|---|---|
とにかく高く売りたい | ◎ | △ |
急いで現金化したい | △ | ◎ |
人に見られたくない、手間をかけたくない | △ | ◎ |
築古・訳あり物件などで売れにくい物件 | △ | ◎ |
実例:仲介と買取の選び方
🔹ケース1:築10年のマンション、資金に余裕あり
→ 仲介で売却。 時間をかけて高値で売る。
🔹ケース2:相続で受け取った空き家、維持費がかさむ
→ 買取で即現金化。 負担を早めに手放す。
まとめ:高く売る?早く売る?目的で選ぼう!
優先したいこと | 選ぶべき方法 |
---|---|
売却価格 | 仲介 |
スピード・安心感 | 買取 |
不動産の売却は、状況によって正解が変わります。
あなたの目的が「高く売ること」なのか、「早く手放すこと」なのかをはっきりさせたうえで、最適な方法を選びましょう。
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