ローンが残っている状態で家を売却することは可能ですが、いくつか重要なポイントと注意点があります。以下に概要をまとめますね。
目次
✅ ローンが残っていても家は売れる
基本的な条件としては:
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売却額 ≥ ローン残高:
売却代金でローンを完済できれば、そのまま売却可能です。 -
売却額 < ローン残高(オーバーローン):
売却してもローンが残る場合、自己資金の持ち出しや「任意売却」などの手続きを検討する必要があります。
1. 売却の流れ(ローンありの場合)
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ローン残高の確認(金融機関から「残高証明書」などで)
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不動産会社に査定依頼(売却額の目安を知る)
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売却活動・買い手探し
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売買契約
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決済・引き渡しと同時にローン完済(抵当権抹消)
2. オーバーローンの場合の対応
もしローン残高が売却価格を上回る場合、以下のような選択肢があります:
🔹 自己資金で差額を補填
→ ローン残額 − 売却価格を自己資金で支払う
🔹 買い替えローンを利用(住み替えの場合)
→ 新居のローンと合わせて残債を組み直す
🔹 任意売却を検討
→ 金融機関に相談し、残債が残ることを前提に売却許可を得る
※信用情報に影響する可能性あり(要注意)
3. 注意点
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抵当権の抹消が必須:ローン完済しないと、買主がその物件を所有できない
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売却損が出る場合:資金計画をしっかり立てる必要あり
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金融機関との交渉が重要:事前に相談しておくことが望ましい
💡アドバイス
以下のような準備をすると、スムーズに進められます:
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金融機関に「ローン残高証明書」を依頼
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不動産会社(複数)に無料査定を依頼して、売却価格の相場を把握
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売却時の諸費用(仲介手数料、抵当権抹消費用など)も含めて試算