「お家を買取してもらう」とは、不動産会社などがあなたの家を直接買い取る方式の売却方法のことです。
通常の「仲介売却(買主を探して売る)」とは仕組みが異なり、スピードや手間の面で大きな違いがあります。
以下で、
1️⃣ 買取の手順
2️⃣ メリット・デメリット
をわかりやすく説明します。
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🏠 1. 不動産買取の手順
① 査定依頼
まず、不動産会社に「買取査定」を依頼します。
訪問査定(現地を見て正確に算出)
買取査定では実際に現地を見させて頂いて査定するようになります。
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② 買取価格の提示・条件交渉
不動産会社が提示した「買取金額」を確認し、
引渡し時期
残置物(家具など)をどうするか
支払い条件(即金・分割など)
を相談します。
納得できれば次のステップへ。
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③ 売買契約の締結
条件が合えば、不動産会社と直接売買契約を結びます。
この段階で仲介手数料は不要(※買取の場合は不要が一般的)です。
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④ 代金の受け取り・引渡し
契約後、最短で1~2週間ほどで代金が支払われます。
引渡しが終われば、売却完了です。
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💡 2. 買取のメリット
メリット 内容
🕓 スピーディー 一般的に1〜3週間で現金化可能。急ぎの売却に最適。
🧾 仲介手数料が不要 不動産会社が直接買うため、手数料がかからないことが多い。
🏚️ 修繕不要 古家・雨漏り・設備故障などもそのままでOK。リフォーム不要。
🧘 売却後のトラブルが少ない 一般個人への売却と違い、後から「欠陥があった」などのクレームが起きにくい。
🔒 周囲に知られにくい 広告や内覧をしないため、近所に知られずに売却できる。
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⚠️ 3. 買取のデメリット
デメリット 内容
💰 売却価格が低い 相場の70〜90%程度が目安。仲介より安くなる。
🏦 買取業者によって価格差が大きい 会社ごとに得意エリア・条件が違うため、複数社比較が必須。
🧩 再販目的のため条件が限定される 再販売できないような特殊物件は買取不可の場合も。
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🏡 4. 買取が向いているケース
すぐに現金化したい(転勤・離婚・相続など)
売れ残りリスクを避けたい
古い家やリフォーム費用をかけたくない
広告・内覧などの手間を省きたい
周囲に知られずに売却したい
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🧭 まとめ
項目 仲介売却 不動産買取
売却スピード 数ヶ月~半年 1~3週間
売却価格 高め(市場価格) 低め(相場の7~9割)
手数料 必要 原則不要
修繕・リフォーム 必要な場合あり 不要
内覧・広告 必要 不要
向いている人 価格重視 スピード・手間重視
仲介か買取か迷われている方はまずはご相談ください。
